Youth around the World
世界の若者たちと

 ここでは学生たちの海外体験談をご紹介します。

 

M・Nさん 学部:ソフトウェア情報学部 滞在先:スペイン (2/2)

 
 

 スペインの昼は2時からとるようなので、授業が終わってから食べるのがちょうどいい時間なようです。スペインの食事はオリーブオイルを大量に使うので少々脂っこいですが、味はとっても美味しいし、日本人の舌にも合うようです。私のホストマザーは料理上手で、毎回のご飯が楽しみでした。鶏肉料理がおいしかったです。

 夕方は少しお昼寝をした後、授業の復習と宿題をして、9時ぐらいに街へ遊びに出かけていました。この時間から飲み屋や音楽がかかっているディスコテーカ(ディスコ)でお酒を飲みながらクラスのみんなとわいわい騒いで、だいたい家に帰るのが2時ぐらい。でも不思議なことに前の日どんなに遅くなっても、次の日の授業の1コマにはきちんと出席していました。そこらへんは遊びと勉強はみんなきちんとしていました。

 土日は、学校で用意されている小旅行に申し込んだり、気の合う仲間と、近くの都市へ出かけたりしました。サラマンカは周辺に、トレド、バジャドリッド、セゴビア、ポルトガル、マドリッドなど、旅行するには地理的にもってこいの場所でした。

 スペインは地方も4つの特色があって、マドリッドから北側 はバスク地方、真ん中はカスティージャ・レオン地方(標準語)、南はアンダルシア地方、バルセロナのあるカタルーニャ地方に分かれていて方言があります。地方によって人の特色も違うので旅行するとき、そういった点もスペインの魅力を楽しめるひとつだと思います。

 ざっと話してきましたが、短期でも長期でも、語学習得だけではなく、同い年の違う国の人とであえて、一緒に過ごせるということはとてもいい経験にもなるし、自分たちが住んでいる国が、他からどう見られているのかもよく分かることができました。国際色はホントに多彩で、カザフスタンから留学している人や名前をあまり聞きなれない国から来ている人もいたりして面白かったです。みんなスペイン語はペラペラなわけはなく、片言のスペイン語でも他の国の人とコミュニケーションをとることをみんな楽しんでいたようです。夏休みを利用してくる学生が多かったので、8・9月はどの語学学校も生徒が溢れていて、お祭り騒ぎみたいでした。12月はなぜかアジアの人しか残っていなくって、それはそれで寂しかったりしました。よく中国と台湾の子たちとホームパーティをしました。そこでちらし寿司を作ったらすごく喜ばれました。楽しかったです。そこで仲間をみつけて、残りの夏休みを一緒にヨーロッパ旅行へと出かけていく人もいました。いまでも何人かの友人とはメールの交換をして、お互いスペイン語を忘れないようにしています。

 Buen viaje!

 

スペイン風景

スペイン風景

スペイン風景

スペイン風景

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