Youth around the World
世界の若者たちと

 ここでは学生たちの海外体験談をご紹介します。

 

H・Sさん 学部:ソフトウェア情報学部 滞在先:スペイン、フィリピン (5/5)

 
 

 一日の流れとしては、朝はホームステイ先でご飯を食べ、午前中にワークを行い、お昼を食べて、午後からまたワークを行い、夜ご飯を食べて、ホームステイ先に向かう感じです。今回、僕が体験したプログラムは、簡単に次の通りです。

  • デイリーケアセンター建設ワーク
  • 近隣小学校でスクールアクティビティ
  • フレンドシップナイト(パーティ)

 建設ワークは、その名の通り何もない所から建物一軒建設します。基本的に専門家のカーペンターズのお手伝いですが、砂を運んで下地を固め、セメントを手動で混ぜ、作成したり、屋根に使う木材を切る、屋根に登って釘を打つなどをしました。

 スクールアクティビティは、近隣小学校の小学校3年生と4年生対象に、3時間程度日本の文化を知ってもらうような授業(お楽しみ会のようなもの)を行います。内容は事前にミーティングの時間を取り、キャンパー達で話し合って計画し、決定します。今回、僕達が行ったのは、おりがみ、日本の文化トリビアクイズ、なわとび、のような感じです。

 フレンドシップは、ホームステイ先の家族などを呼んでのパーティです。もちろんプログラムも自分達で決めます。日本の料理を作ったり、ペアになったフィリピン人キャンパーと出し物をしたりと、今回のキャンプの目玉でもあります。ダンスなどをして、とてもたのしい一日になります。

 この他にも、海に行ったり、毎晩飲んだり飲みに行ったりと、毎日楽しく過ごしてきました。一人旅では一期一会、旅先で色んな人達と出会い、別れるのが醍醐味です。こちらは決められた期間、同じキャンパーと絆を深めるという意味で、とても深い関係を構築することができました。反省としては、英語は僕のようにできなくても楽しめますが、英語できたほうがもっと楽しめるなぁという感じです(一人旅も同様でしたが、帰国後、英語を勉強したい欲求に駆られます)。

 スペイン語も英語もできなくて大丈夫かとよく言われましたが、確かに現地にいけば何とかなるものです。というか、何とかする以外ないので、何とかするんですよね。現地には同じような日本人がたくさんいるので、遠慮なく頼っていいと思います。また、現地の人にもHELP信号出せば、快く助けてくれます(あっちから近づいてくる人には要注意してください)。

 今回経験してきたフィリピン現地のボランティア活動についても、英語ができなくてもコミュニケーションしようとする意気込みがあれば勢いで楽しめます。また、現地ボランティアをしながら英語研修プログラムなどもあるようなので、一味違った留学としてもアリかと思います(通常の留学よりも安いと思いますし)。

 学生時代はお金ないですが、お金がないなりの旅の仕方があるので、少しでも興味がある学生は迷わず行ってほしいかなって思います(毎日パンとハムをカバンに入れておき、野宿もしました)。僕もそうでしたが、行くまでが色々葛藤するんですけどね。

 

フィリピン風景5

フィリピン風景6

フィリピン風景7

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