はじめに
幼い頃からアメリカに留学することが夢だった私。高校時代にアメリカでの研修を経験した後、以前に増して「将来は英語に関わった職業に就きたい」と 思うようになりました。しかし日々の学校生活 の中で留学への思いは高まり、「卒業後ではなく、短期大学在学中に何らかの方法で留学できないだろうか」と考えるようになりました。
オペアプログラムとの出会い
私がオペアプログラムを知ったのは2006年の夏でした。日々インターネットや資料などを通して情報収集をしていた中、先生が「オペアプログラム」という素晴らしい留学方法を教えて下さったのです。これはホストファミリーのお宅に住まわせていただき食事など生活に関するサポートを受ける代わりに、ホストの子どもたちのお世話をするというプログラムです。このプログラムは高校卒業以上の学歴を持つ18歳から26歳までの方なら参加できるため、当時は「卒業してからでも間に合うかな」程度にしか受け止めていませんでした。しかし実際にエージェンシーの説明会に参加したり、以前オペアをしていた方や当時オペアであった方のお話を聞いたりするうちに、さらに興味を抱き始めるようになりました。「語学力アップだけではなく、何か新しいことにチャレンジして視野を広げたい」ということを目的としていた私にとって、オペアプログラムはとっておきのものでした。また他の留学プログラムに比べて参加費用や自己負担が軽いことも魅力的な要因の一つでした。
オペアになることを決意
母や先生方とも相談し、悩みに悩んだ結果、短期大学在学中に休学しオペアプログラムに参加することを決意しました。学校には1学年を終える2007年2月に休学届を提出し、4月からオペアプログラム参加に向けての準備が始まったのです。
保育実習&アプリケーション準備
オペアプログラムに参加するにあたって、200時間以上の保育経験を持っている必要があります。当時保育に関する経験が全く無かった私は、地元の託児所において朝から夕方まで0歳児から6歳児までの子どもたちの保育実習をさせていただきました。保育実習は毎日が発見の日々で、子どもたちから新しく学ぶことや気付かされることが多かったのが印象的です。保育実習を行うと同時にエージェンシーを通したアプリケーション準備(英語のテストや面接、書類準備など)を進め、7月の終わりにはすべての書類を提出しました。
<続く>
|